首輪と迷子札

我が家の猫には、首輪や迷子札はつけていません。
首輪を付けるのは、自由な気質を持つ猫には不向きだと考えていたからです。
また、首輪の付けた部分が擦れたりして炎症を起すのではとの心配もあったからでもあります。
一応、首輪・ハーネス・リードは購入したのですが、結局お蔵入りしています。

そんな首輪に無関心だった飼い主でしたが、つい最近事件が発生し一気に首輪と迷子札に注目することになりました。
我が家の猫は、室内飼いで一度たりとて一人で外に出たことがありません。
室内飼いということもあって、首輪は必要ないとも考えてもいたのですが…。

事件の内容は、我が家の猫の逃走です。
配達員さんに新聞代を支払うため、玄関のドアを開け用件を済ましました。
その後、リビングでしばらくの間くつろいでいたのですが、そういえば猫の姿が見えない事に気づいたのです。家中探してもいません。
以前、クローゼットの中に不注意で半日ほど閉じ込めてしまって事があったので、もちろんクローゼットも確認しましたがいません。
クローゼットを確認している時に、閉じ込めてしまった状況を思い出しました。
知らないうちに、気づかない内に入り込んでいたことをです。

背筋に悪寒が走りました。
さっき新聞代を払っていた時に、ひょっとして出てしまったのでは。
慌てて玄関ドアを開けてみると、我が家の猫がうずくまっていました。
幸いにも、遠くへは行かず彼にとって未知の環境に戸惑い、石のように固まっていました。
不幸中の幸いという思いです。

この日から、首輪と迷子札について再考するようになったのです。
猫は物音を立てずに動くことを本来の資質としています。
飼い主の私が、どんなに注意を払っても今回のような事件が再発生する可能性は否定できません。
外での生活を体験している猫なら、自分の住みかを地理的に理解しているから問題ないかも知れないけれど、 外を知らない室内猫には、多分無理だと思います。
一旦逃走し行方不明になった猫を探し出す唯一の手がかりは、首輪と迷子札なのだと痛感しました。
首輪と迷子札が必要なのは、本当は室内猫だと考えるようになりました。
そういえば、迷子になった猫の飼い主さんのメールや掲示板などを見ると、その多くが室内飼いの猫たちです。

今、私は大人になってしまった我が家の猫に首輪を付けようと悪戦苦闘しています。
猫が嫌がらない首輪やすんなり行く方法はないものでしょうか。


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猫の首輪と迷子札について、
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ご意見が寄せられました1

猫は十猫十色の性格なので、これが決め手!という方法は無いと思います。それを心得て頂いて、我が家の場合をご紹介します。
うちの子は生まれついての野良ちゃんですが、まだ乳離れしていないであろう時に保護した子です。
飼うと決めた時、やはり首輪を用意しました。が、必死の形相で抵抗し、どうしてもさせてはくれませんでした。
親もしなかった物を、ってなとこでしょうか。しかし、室内飼いにするつもりでしたしそう焦りはしませんでしたが、いつかは付ける必要がありました。
首輪の・・鈴を。猫は実に巧妙に足音を使い分けます。
存在を知らせたい時、ご機嫌斜めの時などにはドタドタと歩きますし、機嫌の良い時にはトットットッと軽やかな音で楽しげに歩きます。
困るのは何か企んでいる時、一人になりたい時、怯えている時、なのです。
全く文字どおり音もなく消え去るか、私の足下で見上げているので、居ようはずもない処までひっくり返すか踏んづけて怒らせるか、という始末になるのです。
大げさではなく、鈴のお陰で幾度心身共に助けられたか。
話を戻しますが、私は無理強いをせず、しかし首輪を付けることを試し続けました。そろそろ1歳になろうかという頃、体をなでられるのが一番落ち着く、って事を自覚し始めた頃と思いますが、頭、首、胴とナデナデしてあげてテレーっと体が緩んだ頃を見計らい、喉をなでつつ顔を上向かせてすっと首輪を付けてみたら、何の事はなく首に納まり、本人も、付けてみたらどうって事無いじゃない、って顔してすましてました。
それまでの抵抗は何だったの?っていうほどすんなり受け付けたのです。
それからは着け外しの時もじっと待って居て、体の一部の様なつもりになってます。
この手をお試しになってみてはいかがでしょう。コツは静かに素早く着ける事。
そのためには最初はワンタッチで付け外しできるタイプの首輪が良いです。
慣れずに引っかけた時も外れる方が安心ですので。

    阿部 裕子

             ○猫の首輪と迷子札ご意見箱

        

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